2014年12月25日木曜日

民家脇の大径木伐採

頼まれていた民家脇のスギの木を伐採してきました。
民家の方に傾いていたり、葉が電線にかかっていたり、
枯葉が屋根や道路に落ちてと色々と問題があった木です。


















作業前がこちら。
電柱とミラーが木に隣接しています。
ユンボで引っ張りながら倒しました。
倒すときはドキドキでしたが、なんとか思ったとおりの
場所に倒せました。














あらかた倒したらかなりすっきりしました。
木が大きくなると風の影響でかなり揺れるので、
これで周囲の方々も安心できると思います。
木が大きくなるとその分料金も高くつくので、
早めの伐倒をお勧めします。



2014年12月19日金曜日

木を探しに木ませんか?冬の大売り出し始めました!

寒波襲来で、こちらの山々はすっかり雪化粧をすませました。
各地でも大雪で大変なことになっていますが、
これから、どうなるか心配ですね。













さて、当社では今日から23日まで冬の大売り出しと称しまして、
無垢材や木工品、DIY材や曲り材から耳付の幅広の板、
冬囲い材、薪など多数展示販売しています。














雪の中、大変ですがよかったらぜひおいで下さい。
最終日の23日には、木工教室と炭窯でイベントもあります。
また、1000円お買い上げごとに豪華賞品が当たる
抽選会も開催しています。
お誘いあわせの上、あなただけの木を探しに来てください。
下記にチラシがあります。
      ↓



















https://www.google.co.jp/maps/place/%EF%BC%88%E6%A0%AA%EF%BC%89%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%A6%E3%83%BC+%E8%A3%BD%E6%9D%90%E5%B7%A5%E5%A0%B4/@37.652748,139.141891,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x5ff52030d4075547:0x7859c4177443c34f

2014年12月18日木曜日

冬で暇になり、いちょうの大径木を製材してみた。














いちょうの木は秋になると黄色くなり、誰でも一度は見たことのある
ポピュラーな木だと思います。
銀杏もなり、昔から愛されている木の一つですが、
木材市場だと量的にまとまって出品されることがほとんどなく、
割かし珍しい木かもしれません。

以前、仕入れていたいちょうの原木を製材しました。
大きいもので直径が70cm近くあり、せっかくなのでカウンターや
テーブル用にと耳付で製材しました。



いちょうは柔らかく、加工も容易であり、水にも強いことから
建築材から茶碗やまな板、彫刻など様々な用途で使われています。
ちなみに、いちょうは葉も大きいし、落葉するので広葉樹と
思われがちですが、分類上は針葉樹になります。

片耳付で製材してあるので、カウンターに使うと面白いと思います。
長さ4.6m 幅40cm~ 厚み53mmに製材しているので、
家具など色々な材料に使用できます。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


2014年12月4日木曜日

森林経営計画 広葉樹搬出

寒波到来で工場のほうは雪が降り始めてきました。

現場のほうはまだほとんど積もっていなかったので
伐採した広葉樹を搬出してきました。


経費削減のため知り合いの業者さんに
キャリアダンプをお借りして、搬出しました。

フォワーダという林業専用のグラップル付きの運搬車もあるのですが、
まだまだ、レンタル費用も高いのが現状です。




とりあえず、寒空の下搬出してきた木材がコチラ。
ナラやクヌギ、ヤマザクラ、カエデ、赤松、
それと、よくわからない雑木などなど。

良材は用材で使用できそうですが、
その他はチップや薪などになりそうです。

冬になってもまだ、森林整備は続きますが、
風邪ひかないように頑張ります。

2014年11月28日金曜日

オーダーメイド家具

ホームページに新しいカテゴリー
「飾り板」と「オーダーメイド家具」を追加しました。

飾り板のページでは、自然の形を残したままの欅の板を
中心にupしています。花台や造作、棚板などなど。
使い方はアイデア次第!
あなただけの木材を探してみては


オーダーメイド家具のページでは、今までの作成事例を中心に
upしています。クスノキの一枚板のテーブルはインパクトも
あり、おススメ1品です。
オーダー家具のご相談はお気軽にどうぞ。


㈱マルユー ホームページ
http://www.maruyu88.com/
(モーツァルトの森)












歩くカニ



新商品の坂道をトコトコ歩くカニさんです。
越後杉ブランド材の端材や間伐材を使用してます。
電池も使わずに動くエコなおもちゃです。

歩くたびに木がぶつかり合う心地いい音がします。
動画を上げてますのでぜひご覧になってください。

この製品は、天然の木材を使用しているので、
それぞれ木の表情が違います。
また、歩き方も個性的で、ゆっくり歩く、ちょこちょこ歩く、
ヨタヨタ歩く、千鳥足の歩き方、止まったり、動いたりと
様々な歩き方をします。
足を少し削ったり、スロープの角度で歩き方も変化します。

通常はキットで販売していますが、完成品での販売も行っています。
(どちらの商品もスロープは付いていません。)
説明書付きで販売していますので、どなたでも気軽に作成できます。

木工イベントでやる工作体験で親子連れ方々に人気です。
興味ある方はお気軽にお問い合わせください。




2014年11月19日水曜日

EVI環境マッチングイベント②

素晴らしい講演でした。
地球温暖化が問題になってしばらく経ちましたが、
そろそろ本格的に動き始めないといけない時期に来たと感じました。
現在でも、全世界の二酸化炭素排出量は年々増加しています。
その中でも、途上国の排出量が大幅に増加し問題となっていますが、
まず、一人一人が意識を持って削減することが大切なことだとおっしゃっていました。


日本では、「Fun to Share」や「EVI」、「カーボン・オフセット」などの活動が始まりました。
これからは、これらの活動がキーワードとなり、
日本の温暖化対策を先導していくと感じました。
興味ある方は是非、調べてみてください。
色々勉強になりますし、誰でも出来る環境貢献活動なども紹介しているので
覗いてみるだけでも楽しいです。


現在、当社でも環境貢献活動・・・といっても仕事の一環なのですが、
里山の森林整備、間伐材や製材すると出る端材を利用した木工品の生産、
開発などに力を入れています。
まだ、規模も小さいですが今後はもっと拡大し、
地域の森林整備を進めていきます。

当日の展示ブース




2014年11月14日金曜日

EVI環境マッチングイベント2014

カルビー株式会社 カルネコ事業部様からのご案内で、
11月18日(火)に東京国際フォーラムで、EVI環境マッチングイベントに参加してきます。
このイベントは持続可能な社会のための環境貢献最先端成功事例や
カーボン・オフセットの説明などがあり、いろいろ勉強できそうです。
その中で、国際的な地球温暖化の流れと、
新しい国民運動「Fun to Share」というものがあり、講演が楽しみです。

常日頃、山の中で木を伐ったりしていると温暖化の事など
つい忘れがちになりますが、スギ人工林を1ha間伐するとおよそ一年間に
約2.9~3.3トン程、二酸化炭素吸収量が増加するといわれてます。
これは、国民2人が毎年家庭から出している量に相当します。

今年も、当社でも搬出間伐を行い、森林整備事業を進めてきました。
まだ規模も小さく、たいした量の間伐もできませんがこの仕事が少しでも
環境のためになっていると思うとやりがいがあります。

その中で、製品にならないような間伐材も多く出ました。
今はその間伐材や製材する際にでる端材の有効利用のための
6次産業化を図っています。
そろそろ、試作段階も終わり、新たな木工品も近々追加できそうなので、
ホームページのほうも覗いてみてください。

2014年8月2日土曜日

フラワーランドイベント

新津フラワーランドでの展示販売会を今月17日まで延長しました!
新たに一点物の商品も追加して展示してあります。
自然の状態を活かしたテーブルなどなど

下記のテーブルは先日運び入れたばかりでしたが、
完売しました。ありがとうございます。
新潟県の三川という場所に生えていた天然杉の
一枚板を使用したテーブルです。
天然杉は今ではほとんど市場に出てこないので
とても珍しく貴重な木です。
木目が複雑で見ていて飽きない品です。

他にも、皮つきのサイドテーブルやおもちゃなどの
木工品も展示してあります。

その他にも、おすすめが花台や床の間かわりになる
化粧板です。(塗装、面取りがしたあります)
飾り棚の板にも最適です。
木の形をそのまま活かしているので、
様々な形があり、同じものは一つとしてありません。
今回は特別に格安で販売していますので、
ぜひ、あなただけの木を探しに遊びに来てください。


2014年7月19日土曜日

森林経営計画  搬出間伐


以前話していた森林経営計画の団地の搬出間伐が終わりました。
木も無事に運び出せてスギ林も見通しがよくなりました。
これから、完了書類の作成があり、今までの請負工事と違って
かなり書類関係が大変そうです。
やはり、デスクワークより現場が体動かしている方が気が楽ですね。

さてさて、実際の現場の様子はというと、
下の写真が伐採前のスギ林の様子です。
撮影箇所は、20m×20mのプロットを作成したところで、
伐採率は32%くらいです。


造材してある丸太は道を作った時のものです。
林齢30~40年ほどでしたが、材は細く、林内もシダ類が繁茂しており、
スギの成長が悪い箇所と言えます。

そして、次の写真が完了時のものです。
あいにく曇りだった時に撮ったので林内に光が入っているところは
確認できませんが、晴れたときはまんべんなく太陽の光が地上まで
届いてます。
やはり、伐ってみると細長い材ばかりで、
丸太としてはそれほど価値の高いものではありませんでした。

間伐という言葉になじみのない方が多くいらっしゃると思いますが、
簡単に説明すると、野菜や果物、花などの栽培の時に
間引き・剪定をしますが、それと同じようなことが山でも
行われています。
こうすることにより、残された木が太陽の光、地中の養分を
間伐する前より多く獲得出来、成長スピードが増加して、
太く長い木になります。

この他にも、私たちの生活に直接関係するような効果もあります。
また、「そもそもなんで間伐が必要になる植え方をするの?」
など疑問に思った方しれませんが、長くなりそうなので、
また、次回にでも書きたいと思います。


早く梅雨終わらないかなー


2014年7月16日水曜日

イベント情報②


前回、告知していた木工教室の内容が決まりました。
7月20日(日)に開催します!
内容は「坂道をとことこ歩くカニさんとゴリラくん」、「ドアノッカー」です。
すでに、キットになっており小さいお子様でも簡単に作れます。
お時間もさほどかかりませんので、お気軽ご参加下さい。

他にも、木製さかなのさかな釣りゲームや花台用の板など
多数展示しています。


展示会の様子。
花台用の板を探す方が多いです。

今回、持ってきた家具はこんな感じです。
折りたたみ式のちゃぶ台は売れました。
ありがとうございます。




 木工教室で作成するキットです。
説明書もついているのでご自宅でも簡単に作成できます。


2014年7月7日月曜日

イベント情報

平成26年7月11日(金)~7月21日(月)まで
「モーツァルトの森の贈り物」~新津フラワーランドinマルユー~と題しまして、
新潟県秋葉区の新津フラワーランドさんで木工品の展示販売会を開催します。
営業時間は9時半から6時までとなります。

越後杉を使用した木工品や家具など様々な物をご用意します。
また、開催期間中に木工教室も計画しているので、
ご興味のある方はぜひご参加下さい。
(木工教室は子供が主体となった、おもちゃ作りを計画しています。)

新津フラワーランドの周辺には、美術館や博物館、植物園などがあり、
見所満載です!
ぜひ、ご家族揃ってご来場ください。


モーツァルトの森の贈り物チラシ






















新津フラワーランド周辺地図

2014年7月4日金曜日

新潟の森林


今週は雨でなかなか山仕事も進みません。
この時期は、雨降るは虫は出るはで大変です。
しかし、植物にとっては嬉しい時期なのでしょう。

さて、今回は新潟の森林について書きたいと思います。

平成25年度の新潟の森林面積約86万haと県土総面積の68%を森林が占めています。
全国ランキングですと6位という森林県なのです!

森林面積の約57万haが民有林ですが、その内、人工林率は24.9%と
低い水準にあります。
このことから、考えられることは新潟は多くの森林を所有しているが、
それを活かす林業が全体的に活発でないと言えます。

一方で、森林組合や製材工場の数は多く全国でもトップ10に入るほどです。
なので、搬出した材が万遍なく売り払いでき、尚且つ、材の安定供給が
出来れば全国でも有数の林業県になれる可能性があります!

しかし、ここが一番のネックでなかなか国産材の売り上げが伸びないということです。
材が売れる→設備投資、造林する→材を搬出する→材が売れる・・・
(他にも林産物や木工品などがあります)
この流れがうまく構築出来ないのが林業の発展にブレーキをかけています。
国や県で色々な制度や補助金などもでき、
多少は市場も活発になってきましたが、まだまだ難しいのが現状です。

当社も今は、越後杉をアピールしたり、材を搬出したりとそんな感じです。


現在、搬出間伐行っている山土場の様子。
間伐材なので小径の丸太が多いです。



下記のバナーから新潟県の統計資料が見れます。





2014年6月2日月曜日

第65回全国植樹祭にいがた2014

5月31日(土)、6月1日(日)に第65回全国植樹祭にいがた2014の
サテライト会場「アオーレ長岡」にて、木工品の展示販売に行ってきました。
31日には代3回全国林業後継者大会があり、そこにも参加してきました。
シンポジウムでは「ウォーターボーイズ」や先日公開された「WOOD JOB!」
を手がけた映画監督の矢口史靖さんと新潟大学農学部の箕口秀夫教授の
トークセクションがありました。
映画の裏話などがあり、とても楽しかったです。



展示会場は、
県内から多数の森林に関わる企業や団体などが参加していました。
1日にはアオーレ長岡の特設ステージにゆるキャラや地方アイドルなどが
ステージ付近は盛り上がっていました。

木工品の売り上げはいまいちでしたが、
さかな釣りは子供に人気でみんな真剣な表情でやっていきました。














県外からの方も多くいらしたので、少なからず新潟の県産材や越後杉のことを
PRできたかなと思います。
ご来場くださった皆様有難うございました。
また、参加団体の方々もお疲れ様でした。
それでは~



追伸
「アオーレ」とは何て意味だろうと思ったら、
長岡の方言で「会おう」と言う意味だそうです。
カタカナだと外国語みたいですね~
とういうか、自分も仲間同士だと普通に使ってました:;


2014年2月25日火曜日

森林経営計画

昨年から計画していた森林経営計画が一つ認定されました!
なかなか計画要件が厳しく時間がかかりました。

最近、国で制定されたこの施策は簡単に言えば、
ある程度の森林を集約化し、
一体的に整備できるよう効率化をはかり、
また持続的に整備していくためのものです。
森林を手入れする際はこの制度に則ってやらないと補助金がでません。

計画を立てるための要件が林班の2分の1以上の
面積を確保する必要があります。
林班とは、町内みたいなものでその中の半分の方から同意を頂けなければ
計画を立てることはできません。

森林経営計画のメリットとして、森林所有者は補助金が出るので、
事業者に支払うお金が少なく済み、
搬出間伐で木が売れれば、その差額が返ってきます。
加え、森林に係る税金等でも免除などがあります。

今後、森林所有者の方にはこの話が地域の森林組合や事業体などからくると思います。
この計画による深刻なデメリットはほとんどないので、よく話を聞いて、
積極的に参加して頂ければ幸いです。