2015年12月11日金曜日

遊んで楽しく「木育」

「木育」という言葉を御存知ですか?
今、個人的に注目しているワードの一つなのですが、
「木育」とは、幼児から高齢者までの様々な年代の人が
「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組みの事です。

木の好きな人が聞けばとても魅力的な言葉に聞こえますね。
実際に木が好きな人に木の何が好きかと問えば、
「木を見ると落ち着く」「温かみがある」「自然素材で安心」など
そういった意見を数多く聞かれます。

皆さんが思われている通りに、本当に木にはその効果があります。
森林浴をすると気持ちいい、リラックスする
それは、木が「フィトンチッド」と呼ばれる成分を発散しているためです。

温かみがある、手に優しく馴染む感じがする
木はコンクリートや鉄製品に比べ、はるかに熱を伝えにくい
特質があるため、夏は涼しく、冬は暖かく感じる事が出来ます。

今では、そういった木の良さが見直されてきており、
公共施設などにも木を積極的に取り入られています。

こうして、木工品で遊んでみたり、木で何か工作をしてみたり、
森の中で遊んでみたり、林業を体験してみたりすることで、
鋭い感性や自然への親しみ、森林や環境問題に対する興味を育み、
豊かな心を育てます。

こういった、様々なプラスの効果が「木育」にはあります。
この気軽にできる「木育」を広がれば、もっと素晴らしい
世の中になるのかなと考えています。


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